花粉のせいで右目がちょっと結膜炎みたいになっちゃってます。いやーこの時期はしゃーないですね!
めげずにCD収録の曲の紹介なぞ、していきたいと思います〜。
まずは曲紹介ショートバージョン!
1.Tucson
1995年にアリゾナ州ツーソンを訪れた時に出会った、赤い帽子をかぶったジムさんと、毎晩立ち飲みスペースで語り合った話がベースになっています。「古き良き日々のことはよく覚えているさ。でも今となってみれば俺にとってなんの意味もないんだ。新しい靴を見つけて、歩き出そうとしているわけだからさ。」
2.Uneasy Rider
酒を飲みながら言葉遊びをしながら作った曲です。映画Easy Riderは勝手気ままな二人が旅をする物語。Uneasy Riderはいろんなことに不安で、落ち着かない奴が羽田から多摩川沿いを走ってくる(バイクでも自転車でもいいですね)。昔のように輝きたい、でもありがた迷惑にやられてしまった。君となんとかうまくやりたかったんだけど、やっぱり無理だった。なんて思いながら丸子橋を渡るとそこは多摩川スワンプ!すべての多摩川スワンプミュージック愛好家に贈るダメおじ賛歌!
いまはこの曲を歌うと例の事件を考えてしまいとても心が痛い。でも、この曲好きな方も意外といらっしゃるので、歌っていきます。
3.Gotta Live On
2011年3月にこの曲を途中まで作った状態でThe Allman Brothers Bandを追いかけて渡米。そのタイミングで起きた東日本大震災。自分はこんなことしていていいのか?揺れ動くいろいろな気持ちを何人かの主人公が綴る物語。結局は自分でどこか切り開いていかなければならない、というのが最後のフレーズに凝縮されてます。- Make my time for you, but you won't understand.. I'm gonna find my next ride, to the place, I've never been...
4.Back On The Track
2013年作のインストゥルメンタル。Joyの前奏曲にすべく作りました。どうしようもない深い淵に入り込んで抜けれられないけれども、どこかから前の状態に戻る(Back on the track)ための一筋の光が見える。そんな状況を曲にしてみました。
5.Joy
When you found a little joy, I walked away... Then you are bound for where I searched for long.. 喜びを見つけたのに立ち去ってしまったよ。君はその後僕がずっと探している場所に行ったんだね。なかなか上手くいかないなかでいつかは心休まるところをみつけたい、という希望の歌。
6.Fly Away Giant Pig
それは2009年の大晦日、突然の報でありました。
Powersでのカウントダウンライブに出かけようとしたところ体重120kgの心優しい友人が亡くなったとの悲しい知らせ。4日ほど前に入院したとの連絡をもらい、年明けに見舞いに行くと話したばかりでした。とても沈んだ年明けの日々のなかで何か明るい雰囲気で彼を送り出す歌ができないか、と。不謹慎ながらも豚が空に飛んでいくイメージで!明るく切ないコード進行からブルージーな転調を経てフィニッシュ!
7.No Good
現在も磐田で闘病を続けるベーシストともゆき師匠!この曲は2010年に師匠がお仕事で大変な状況にあった時に作ったものです。シンプルな曲調ながらもニューオリンズのセカンドラインがぐんぐんと盛り上げるパーティーには必須の楽曲!手拍子力が問われる曲でもあります(笑)。
Got so many things, that's fucking no good.. But we are gonna move on, to find a peace of mind..!
8.Easy Street
2011年作。もう会えない人、会うべきではない人、どうにもならないけどなんとかして気持ちだけでも伝わらないものだろうか?そんな気持ちをまとめた歌であります。この曲も何人かの主人公が出てきます。
9.Won't Be Here No More
いろいろあったなかでもうここにはいれないね、だからもういますぐに去っていくよ、という潔い気持ちを歌にのせて!
10.On A Sunny Monday
なにもかもダメになってしまって、しこたま酒を飲んで迎える月曜の朝3時.. 起きてもどうしようもなくもう一度ボトルに手を伸ばしバーボンロックを流し込む。遠くにいる友を思い、埋めることのできない距離を悶々とする。心やさしきダメ男の集大成のような曲で、あります。